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企業に勤めている場合、たいていの場合は社会保険に加入しています。
業務外で負傷したり、疾病した場合の保険制度が「健康保険法による健康保険」となります。
その健康保険は2つに分かれていて「全国健康保険協会が実施する健康保険」と「健康保険組合が実施する健康保険」があります。
大企業などは独自の健康保険組合を設けていて、健康保険組合を設けていない企業は全国健康保険協会が実施する健康保険に加入するという形になります。
健康保険組合は、独自の手厚い「付加給付」制度などがある事が特徴です。
今回の記事では健康保険組合の中でも「関東ITソフトウェア健康保険組合」の高額医療(高額療養費制度)に関しての解説します。
高額医療(高額療養費制度)は、通常の健康保険の制度でも十分ありがたい制度ではありますが、高額な医療費が必要な療養状態になっている時に、さらに手厚い付加給付があると非常に心強いものになります。
それでは早速「関東ITソフトウェア健康保険組合」の高額医療(高額療養費制度)に関してみていきましょう。
関東ITソフトウェア健康保険組合の高額医療(高額療養費制度)のすごい点は、「付加給付」があるところです。
まずは、こちらの図をご覧下さい。
関東ITソフトウェア健康保険組合の場合、通常の高額療養費とは別で、付加給付として一部負担還元金が還元されるので、自己負担は実質2万円で済む事になります。
これが、関東ITソフトウェア健康保険組合の、高額医療(高額療養費制度)のメリットです。
高額療養費制度とはどのような制度なのか、改めて解説します。
月の医療費が数十万円〜数百万円など高額になってしまう場合、いくら原則3割負担だとしても、自分で負担するのは非常に大変です。
高額療養費制度とは、年齢や所得に応じて、自己負担限度額を定めて、医療費が高額になったとしても、自己負担限度額までに負担減らして貰える制度です。
厚生労働省ホームページ:高額療養費制度について
関東ITソフトウェア健康保険組合とは、昭和61年4月に、社団法人コンピュータソフトウェア協会を母体として設立した組合になります。
令和3年11月末現在では、関東ITソフトウェア健康保険組合では
という概況になっています。
関東ITソフトウェア健康保険組合の、付加給付以外の加入のメリットも解説していきます。
関東ITソフトウェア健康保健組合の加入のメリットの1つ目は、保険料が協会けんぽと比べて安くなります。
仮に標準報酬月額が38万円の従業員の場合、毎月の一般保険料は次のように違ってきます。
※介護保険料は含めていません
毎月の保険料が、事業主負担分だけでも2,850円違う為、年間で30,000円以上も保険料が安くなります。
同じような標準報酬月額の労働者が10人いると、年間で300,000円以上も保険料が安くなるという事ですね。
関東ITソフトウェア健康保険組合の加入メリットの2つ目は、「保健事業で保養施設や、宿泊施設の利用補助がある」という点です。
関東ITソフトウェア健康保健組合の加入事業所の被保険者やその家族の健康の保持・増進の為の事業として直営健診センターや、保養施設の利用、宿泊施設の利用補助があります。
関東ITソフトウェア健康保険組合:ホームページ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、関東ITソフトウェア健康保健組合のさまざまなメリットの中でも、万が一の時に一番重要な、高額医療(高額療養費制度)に関してまとめた記事でした。
関東ITソフトウェア健康保健組合に加入していると、高額医療を受けた際の、自己負担が2万円で収まるのは非常に安心ですね。
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